地域ごとに満足度ナンバー1のプロバイダーがあります。
どんなプロバイダーなのか、そして、使い勝手はどうなのか。
長いものには巻かれろとも言いますので、ナンバー1が安心な可能性は高いです。果たして結果は!?
- それぞれの地域での満足度ナンバー1を紹介
- ナンバー1はそれなりの理由があり安心
- 気をつけるのはどんな点
光回線を選ぶのがむずかしい理由
光回線を選ぶ際にむずかしい点は「地域差がかなりある」ということです。
快適度は、光ファイバーの普及具合や混み具合によって変わってきます。
オススメしたプロバイダーが必ずしもお住まいの地域でも良いとは限らないことから、「しばり」や「解約方法」については事前に調べておく必要があります。
それぞれの地域のナンバー1を紹介
地域 | プロバイダー名 |
---|---|
北海道 | ドコモ光 |
東北 | auひかり |
関東 | NURO光 |
東海 | ドコモ光 |
関西 | eo光 |
中国 | メガ・エッグ光 |
四国 | ピカラ光 |
九州 | BBIQ光 |
沖縄 | auひかり ちゅら |
こう見るとわりと地域によってバラバラの業者です。
地域別に選ぶことの大切さがわかります。
ドコモ光(北海道・東海でナンバー1)
ドコモ光はNTTドコモが全国展開している光回線プロバイダーです。
NTT回線の光ファイバーを使用する「光コラボ」です。
光コラボとは
NTTが提供するフレッツ光の回線を各プロバイダーが借りて提供しているサービスです。
利点は
- 支払先が1つなので支払いがラク
- NTTと別々に契約するよりも料金がオトク
- プロバイダーがキャンペーンを積極的に行っている
といった点です。
ドコモ光の利点は、その会社名から想像できるとおり、
- ドコモの携帯を使っている人はセットで割引がある
という点です。
ドコモ自体がシェアナンバー1ですので、
- 必然的にドコモ光を契約するとオトクになる人が多い
ということになります。
ドコモセット割が超強力
ドコモ光を契約すると、セット割で
- 家族全員のスマホ代が月額1100円も安く
なります。

これはなかなかの破壊力です。固定費の大幅削減になり家計も助かります。
北海道・東海地方でナンバー1の理由も納得です。
auひかり(東北地方ナンバー1)
auひかりはKDDIが自社で敷設した光ファイバー回線を利用しています。
NTT回線を利用する「光コラボ」ではありません。
そのため「auひかりの専用回線」と言えるので、混雑が比較的少ないという利点があります。
利点としてはその名のとおり
- au携帯電話の人はセット割がオトク
という点があげられます。

割引額は、
- au携帯電話料金から家族全員が1100円割引
と、ドコモと同じです。
弱点としては、
- 全国展開ではない(とくに関西地区で弱い)
という点です。
提供されている地域であれば混雑しているNTTの光回線よりも速い場合も多く、乗り換えを検討するのもありでしょう。
auひかり 条件なしでキャッシュバック
※auひかりはオプション契約もりもりが条件の、評判の良くないキャッシュバック業者が多いのでご注意ください
NURO光(関東ナンバー1)
関東地区は、光回線プロバイダーの選択肢がもっとも多く、ほかの地区から見るとうらやましすぎる環境の地域です。
関東地区の利点は、
- 人口が多いため光回線普及率がほぼ100%
- NTT以外の専用光ファイバー回線が他地区に比べて多い
- 価格・速度競争が進んでおり選択肢が多い
- 一方で混雑時には速度低下も多いので乗り換えを要検討
といった環境です。
関東以外の地方では
「NTT以外の光回線が選べない」
「別の光ファイバー回線は電力系しかない」
ということも多々あります。
関東では専用線の光ファイバーを選択することができます。
1番評価の「NURO光」はそんな光ファイバー専用回線の1つです。
といっても、実は
「フレッツ光ではないものの、NTTのダークファイバーと呼ばれる未使用回線を利用している」
ということで厳密にはNTT回線です。
そのため、欠点としては
- 提供されている地域が限定されている
- NURO業者とNTT業者の2回工事が必要
という点が上げられます。
ほとんどのプロバイダーは通常プランの速度は1G(ギガ)ですが、
- NURO光は2G(ギガ)が標準コース
というのが最大の特徴です。これはすごい。
もちろんこれは最大値・ベストエフォートですので、遅い地域もあるでしょうが、他のプロバイダーの2倍速度が出る可能性があるのなら、試してみる価値は大いにあります。
eo光(関西ナンバー1)
関西は独特の光回線プロバイダー状況となっています。
auひかりが敷設できていないという点も特徴ですし、関東とはまた違った業者が多く見られます。
さすガねっとという大阪ガスが運営しているしているプロバイダーなどもあります。
(さすガねっとはNURO光、フレッツ光、J:COMと3社の光回線を使うコースをそれぞれ用意しているという点もユニークです。)
そんな関西で圧倒的ナンバー1なのが「eo光(いおひかり)」です。
eo光は関西電力の子会社オプテージが提供している商品で、
- 関西電力が敷設した独自の光回線
を利用しています。
利点は、
- 独自回線のため速度が速い
点があげられます。
プロバイダー別紹介記事で書いたとおり、戸建てのシェアナンバー1となっており、「シェアも評判もナンバー1」という強さです。
近畿圏の方はまずシミュレーションして検討してみてください。
電力会社はもともと電線を持っているから独自の光ファイバーなんてズルい!という声が聞こえてきそうです。
ユーザーにとってはNTTの光コラボ各社と比較・競争してもらってサービスの料金と品質向上にこれからも挑戦していってほしいです。
eo光(公式)
メガ・エッグ光(中国ナンバー1)
実は関西より西(関西・中国・四国・九州)では、
- すべて電力系プロバイダーがナンバー1
です。
メガ・エッグ光は中国でナンバー1評価の光回線プロバイダーです。
中国電力が敷設し、関連会社の株式会社エネルギア・コミュニケーションズが運営する光回線プロバイダーです。
NTTではなく電力会社の独自光ファイバーを使用していることから速さも他社よりも優位です。
欠点としては、
- 他社に比べて料金が安いわけではない(戸建て5,170円、マンション4,070円)
- 地域に引っ越す可能性がある場合は一旦解約しなければならない(電力系共通)
という点があります。
どうしてもさらに最安値を求めるならSo-net minicoなどを契約すると安くはできます。
戸建て月額5170円→4500円と、月々670円オトクです。
ピカラ光(四国ナンバー1)
こちらも先ほどの中国地方と同じく電力会社の経営する光回線業者です。
プロバイダー別紹介記事で書いたとおり、
- 料金が最安値レベル
- 速度測定サイトでの結果は四国で他社を圧倒
となっており、四国の方は引っ越さないのであればこれ一択のプロバイダーです。
まず最初に検討するべきプロバイダーとなっています。
ピカラ光よりも、どうしてもさらに最安値を求めるならSo-net minicoなどを契約すると安くはできます。
戸建て月額4950円→4500円と、月々450円オトクです。
(ピカラステップ2コース 年々安くなり7年目以降は4620円)
欠点としては
地域に引っ越す可能性がある場合は一旦解約しなければならない
という点があります。(電力系共通)
BBIQ光(九州ナンバー1)
またまた電力会社の経営する会社です。
BBIQ(びびっく)は九州電力が敷設した回線を利用し、グループ会社株式会社QTnetが提供する光回線です。
こちらも先ほどまで紹介の関西・中国・四国の電力系プロバイダーと同じく
- 月額費が安い
- 速度が他社よりも速い(速度測定サイト)
です。
他社の安いプランSo-net minicoの月額4500円よりもさらに安い4400円(戸建て・3年契約)と、圧倒的な安さを誇っています。
欠点としては
地域に引っ越す可能性がある場合は一旦解約しなければならない
という点があります。(電力系共通)
auひかり ちゅら
沖縄はauではなく「沖縄セルラー」という会社名が残っています。
全国のセルラーがKDDIに統合される際に沖縄のみ地域会社として残ったのが沖縄セルラーです。
独自のサービスが多く提供されています。
auひかり ちゅら(公式ホームページ)
auの携帯電話を契約している場合、セット割でさらに安くなります。
auひかり ちゅら 戸建て
月額 通常6930円→しま割6039円(3年契約)→しま割+auセット割5610円
それでも最安値級ではないのは欠点の1つです。
おてがる光であれば戸建て月額4708円で、かなり安くできます。
まとめ
いかがだったでしょうか
それぞれの地域で評判がナンバー1の光回線プロバイダーは、それなりに理由があることがわかりました。
優位な点がないとそうそう1位にはなれません。
- まずは1位のプロバイダーを検討する
- 料金や速度で不満があるなら他のプロバイダーを検討する
- キャッシュバックキャンペーン狙いなら他のプロバイダーを検討する
このように検討してみてはいかがでしょうか。